初心者必見!株式投資を始める女性が失敗しないためのポイント

「投資を始めてみたいけど、経済について何も知らないし、株は怖いしむずかしい、そしてお金がないから私には絶対に無理」

そんな風に決めつけていませんか?

私が株式投資を始めたときがそうでした。

出産で退職したのをきっかけに、家でもできる仕事がないかと2003年から株式投資を始めました。ちょうどネット証券が増え、オンライントレードが浸透し始めたころですね。

途中、リーマンショックなどの金融危機も経験しましたが、相場が上向きなおかげで息子たちの教育資金を作ることができました。

経済知識もお金もなく、何から始めていいのかもわからず不安でしたが、あの時株を始めてよかったと思っています。

使い道の決まったお金をためる場合ためる、元本割れするリスクの高いものは向きませんが、銀行の定期預金金利が0.01%(1年もの)の今の時代、仮に100万円を1年間預けても100円しか増えません。

これではなかなかお金はたまりません。

お金を増やす「マネー知識」を身につけて、投資を始めてみませんか?

あなたに向いた投資はどれ?

初心者の場合は、どんな投資をはじめたらいいのか迷いますよね。

一口に投資といってもその種類はさまざま。
どれがいいかは投資の目的や資産状況、預ける期間などによっても異なります。

元本割れなどのリスクが少ない「個人向け国債」は、安定的な資産形成を目的としている人にはおすすめですが、リターンは期待できません。

反対に、レバレッジを効かせて少額で大きなリターンを狙える「外国為替取引(FX)」や、最近流行りの「仮想通貨取引」などは、リスクも大きいため資産形成には不向きです。

大損をするリスクは株式投資も同じですが、値上がりしたときの差益の他、企業からの配当や株主優待などを受け取れるのでメリットがあります。

代表的な投資の種類をまとめてみました。

投資一覧表

難易度 リターン リスク
株式投資 ★★☆ ★★★ ★★★
株価上昇でのリターンが大きいが下落のリスクあり。配当や優待などがもらえる。
外国為替取引(FX) ★★★ ★★☆ ★★★
少ない資金で始めることができるが、大きく動くと大損するかのリスクあり
個人向け国債 ★☆☆ ★☆☆ ★☆☆
リスクはないがリターンも少ない。銀行預金利率よりやや高め。
投資信託 ★☆☆ ★★☆ ★★☆
運用をプロに任せられるが手数料がかかる。元本割れリスクあり。
不動産投資 ★★★ ★★☆ ★★☆
毎月安定した家賃収が得られるが、金利上昇や空室、地価下落などリスクもあり、初期投資に大きな資金が必要
個人型確定拠出年金iDeCo)

★☆☆ ★☆☆ ★☆☆
税制優遇制度があり有利。60歳までお金が引き出せない、専業主婦など向かない人もいる
金(GOLD) ★★☆ ★★☆ ★★☆
金自体に価値があり世界共通、為替の影響を受ける
仮想通貨 ★★★ ★★☆ ★★★
投資先としてはギャンブル性が高い

ハイリスクハイリターンの積極的な運用型の男性と比べると、女性は「配当」や「株主優待」などをもらいながら長期で増やす「株式投資」を好む傾向があるようです。

税制面で有利な「iDeco」や「NISA」ですが、iDecoは老後の資産形成という目的が決まっているため、途中で引き出すことができません。その点、株式投資はNISA口座なら株の値上がりによる譲渡差益だけでなく、配当金も非課税となります。

株式投資は、株価や為替の変動で元本割れするリスクがありますが、損切りなど一定のマイルールを設けて運用することで、損害を小さく抑えることは可能です。

大きく増やすことができるのが投資の醍醐味ですが、全ての投資は自己責任。自分のお金を守るのは自分です。

私の知り合いに、「頭の体操になるから」と60歳を過ぎてから株を始めた方がいます。お金が増えるだけでなく、経済に詳しくなったり、マネー知識が身につくなどよいこともたくさん。

一度に投資知識を身につけるのは大変ですが、少額でも実際に運用することで、少しずつ覚えていきましょう。

株式投資がおすすめな理由

  • 値上がり差益が狙える
  • 配当や株主優待がもらえる
  • 税制優遇(NISA)あり

株を始める前に知っておきたい大切なこと

株を始める前に知っておきたいことは、銘柄の選び方でも株価チャートの見方でもありません。

自分の「リスクの許容範囲」をきちんと知り、無理しない金額で始めるのが大切です。

投資でゼロになってもいい金額は?

投資資金は使う目的の決まっているお金ではなく、最悪ゼロになってもいいくらいの金額で始めるのが精神的にもラクです。

損失が膨らむとプレッシャーに負けて、株価ばかりが気になり日々の生活にも支障がでてしまいます。

失敗したくはないけれど、株に負けはつきもの。

金額が大きくなるとダメージも大きく、再起不能になる人をたくさん見てきました。

資金が少いうちにできるだけたくさん失敗し、その経験を活かして損失をいかに少なく抑えるかが大切です。

初心者のうちは信用取引や先物取引などは避け、自分への「勉強代」としての投資と考え余剰資金で始めましょう。

私って天才!?資金がすぐに5倍に!

「ビギナーズラック」という言葉がありますが、何も考えずにやるときほどうまくいくケースは多く、私も20万から初めてすぐに100万円を超えました。

株って簡単!こんなに儲かるならお金を全部株に変えたほうがいいよね、実家のお金も全部株に変えてあげよう……。こう思ったのを今でも鮮明に覚えています。

そんな時に洗礼されるのはいつの時代も同じでしょうか。

暴落は突然やってくる


私が初めて経験した大きな暴落が「ライブドアショック」でした。当時はSNSが今ほど盛んではなかったので、株式掲示板が阿鼻叫喚だったのを覚えています。

※ライブドアショック
2006年1月17日に起きた株式市場の暴落。前日に堀江貴文元社長のライブドアが証券取引法違反の容疑で、強制捜査を受けたことが暴落の始まりでした。

つい最近の仮想通貨のように、新興市場が人気でイケイケで、「主婦が株で儲けた」というような書籍が本屋さんにも目立つようになったころ事件は起こります。

どんなに株の勉強をしていい銘柄を調べたところで、暴落時には全銘柄がつられて安くなります。いわゆるパニック売りというやつです。

現物株ならマイナスになるだけですが、イケイケ相場で信用取引をしていた人の多くが、株価の急落で借金に苦しむことになりました。

信用取引とは、証券会社から資金・株券を借りる委託保証金取引で、自己資金の約3.3倍の取引が可能です。儲けが大きい分損失もそれだけ大きくなります。もともと借りているお金なので追加の保証金を入れなければいけません。

お金がなくて信用取引をしているのに、証券会社に入金するお金がなくて借金をする……、

「株で大損」、「株は怖い」というイメージは、この信用取引のことで、普通に自己資金で株を買う分には会社が倒産しても最悪0になるだけで、借金は抱えないのです。

きちんと勉強していくと、「信用取引」の売りはリスク回避にも使用できるようになりますが、高度なので初心者のうちは触らないほうがいいですね。

きちんとリスクを理解していれば、株は怖いものではありません。

ライブドアショックで怖い思いをしたおかげで、2008年に起きたさらに大きな暴落の「リーマンショック」では、ほとんど損をせずにすみました。

戦争や経済危機などの世界情勢は、私たちにはどうすることもできません。そのためにできるのは、いざというときのために、リスク管理を徹底することだけです。

リスク先行の考え方が大切


友人からよく「株を教えてほしい」と言われることがありますが、リスク管理ができないうちは株は必ず損するものなので、私は教えたことはありません。

株式投資に必勝法がないからです。

株をはじめると、最初はうまくいっても必ず損をする時期がきます。

儲かるとどんどん金額を増やしていって、大きくやられてしまう人をたくさん見てきました。もちろん私も経験済み。

あなたが株を始めるなら、「株は損するもの」という前提で、ダメージを受けないくらいの小さな金額から始めてみてください。

お年玉でも株は買える

息子たちはお年玉をもらうたび、自分名義の証券口座に預け、まとまった金額になると、株価変動の比較的少ない株主優待の人気株を買ってきました。

小学生のころから、配当金を毎月のお小遣いにしたり、株主優待でもらった図書カードで本を買ったり、食事券で友達とご飯を食べたりしています。

株式投資は大きな金額を運用するというイメージがありますが、子どものお小遣い程度の金額でも、少しずつ増やしながら、長く続けていくのが大切です。

いきなり大きな金額を入金するのではなく、まずは5~10万円くらいの金額で取引に慣れてから、徐々に増やしていくのがおすすめです。

5万円でも買える有名企業株

5万円じゃ株なんて買えない、と思っていませんか?

みんなが知っている有名企業でも、5万円台でも買える株がありますよ。

会社名 株価 最低投資額 配当(最低投資額の場合)
みずほFG 150 15,000円 750円
セブン銀行 282 28,200円 1,100円
三菱UFJFG 503 50,300円 2,500円
双日 350 35,000円 1,700円
住友化学 480 48,000円 2,200円

時価総額が大きくて減配リスクを受けにくい銘柄の一例ですが、いずれも配当利回りが4%以上です。みずほフィナンシャルグループは最低投資額が100株なので、15,000円から株主になることができます。配当金は100株で750円なので、配当利回りは5%ですね。

この表の株価は2019年6月17日現在の株価なので、株価が上がれば配当利回りは下がり、株価が下がれば配当利回りは上がります。PERやPBRから見てもかなり割安な水準です。

もっと少ない1万円からスタートできる「ミニ株」という制度もありますよ。

「失敗するのは嫌」、「お金が減るのは絶対に許せない」という人は株だけなくすべての投資に向きませんが、経済情報やマネー知識を身につけるための「自分への投資」と考えてみてはいかがでしょうか。

ここまで読んで「株なんて嫌だ!絶対にやりたくない」と思いましたか?

そんなことないよ、ちょっと興味がわいてきたというツワモノののあなたのために、株が大好きな私が株式投資の魅力を伝えていきますね。

株を始める前に知っておきたい大切なこと

  • 株式投資は損するもの
  • リスク管理が一番大切
  • 暴落は避けられない
  • 初心者は信用取引に手を出さない
  • 0になってもいい金額から始める
  • 少額でも投資はできる

株式投資は女性に向いている

「株で一億円儲ける方法!!!」

相場が上向きの時には、こんな派手なタイトルの雑誌をよく見かけるようになります。特に、男性週刊誌に多い気が。

株初心者の女性には、株や為替FXのデイトレードではなく、ゆっくりと育てる投資法が向いています。

株が人気投票といわれる理由

「株は人気投票」といわれます。

その理由を紹介すると、「あぁ、自分もそうかも」と思ってもらえるかもしれません。アイドルの総選挙に例えてわかりやすく説明してみますね。

男性アイドルが48人。

CDのセールスランキング1位のアイドルには毎月賞金が出て、その一部がファンにも還元される仕組みがあるとします。

あなたが大好きな「A君」は、見た目は地味で目立たないけど、歌やダンスが上手です。よく見ると顔立ちもキレイ。

だからあなたは「絶対に人気が出て売れるだろう」と、たくさんCDを買ってA君を応援しています。

しかし、1位争いはいつも高身長でスラリとした「B君」か、イケメン「C君」ばかり。

あなたはまだ一度も賞金の分け前をもらったことがありません。

あなたがいくら一生懸命応援しても、ほかの人が誰も注目しなければ、A君がすぐに1位になるのは無理でしょう。

しかし、A君の実力がプロデューサーに認められ、映画の主役に抜擢されると、みんなが彼の魅力に気付き始めます。

連日テレビに出演したり、雑誌に取り上げられたり。

すると無名だったA君の人気は一気に上がり、CD売り上げランキングもついに1位となりました。

人気とは集団の心理過程なので、A君のようなアイドルの原石がいても、多くの人が気づかなければ人気は出ません。

多くの人から今のタイミングでどれだけ人気があるか、つまり株で言えば、多くの投資家からどれだけその銘柄がいいと思われているかを表しているのが株価なのです。

欲しいと思う人が多ければ株価は上がるし、欲しい人がいなければ売れないため株価は下がります。

株が人気投票といわれるのはそのためです。

女性は銘柄を見つけるのが得意


先ほどのアイドルの例のように、まだ他の人が気づいていない銘柄を探すのも株式投資の面白さのひとつ。

銘柄を選ぶ基準は、日本の上場している会社の基本情報や業績、株価のデータなどがわかる「会社四季報」を参考にしますが、女性ならではの気づきから、企業に注目するとうまくいくケースが多いです。

株は決して難しいものではなく「連想ゲーム」。

少しだけアンテナを張って生活をすると、銘柄探しが楽しくなりますよ。

  • いつも使っている化粧品メーカーの新商品がとてもよくて、自分の周りでも使っている人が多い
  • 子どものクリスマスプレゼントで買いたいおもちゃが、どこのお店も売り切れで困った
  • 最近、今まで知らなかった商品なのに、急にテレビコマーシャルが増えて気になる

そんな経験こそが、株式投資には大いに役に立ちます。

流行に敏感な女性だからこそ「お宝銘柄」を見つけることができるのです。

タピオカブームの注目銘柄

「神戸物産(3038)」という会社をご存知でしょうか?

全国で「業務スーパー」という食品販売のフランチャイズを展開する会社です。

業務スーパーで販売されている冷凍の「インスタントタピオカ」「タピオカドリンク(ミルクティ)の売れ行きがよく、業績修正したことで株価が大幅に上昇しました。

この冷凍タピオカは、おいしいのに作るのが簡単なので私もよく買いに行きますが、売りきれていることが多いのです。お店の入り口に「タピオカ入荷しました」と貼ってあるほどの人気商品。

100円ショップで働く友人が、「タピオカ用の太いストローが入荷するとすぐに売り切れてしまう」と話していたので、お店で行列に並ぶのは大変なので、自宅でタピオカを楽しむ人が増えているのかもしれませんね。

「タピオカ店はどこも行列ができるほど流行っている」

  1. タピオカ行列店が上場しているか調べる
  2. 関連銘柄を探す
  3. 気になる銘柄をウォッチする

他にも、自分の周りでみんなが使っているもの、ほしいけど手に入らないもの、並んでも食べたいお店など、日々の生活から流行っている=売れているものを探すことができるのは、実は女性が得意だったりしますよね。

最近の傾向として、テレビの情報はTwitterよりもかなり遅れて発信されるので、SNSをうまく活用してみるのもいいかもしれません。

この会社を応援したい!

一番最初に買った銘柄は記憶に残るので、自分の好きな企業や、地元や故郷などのなじみのある企業を調べてみるのもおすすめです。

ずっと使っているコスメメーカーや好きなファッションブランド、よく行くレストランやカフェ、大好物の食べ物など、自分の身の回りの会社を調べてみると意外な発見があるかもしれません。

そして、いつもお店で購入しているものが、「株主優待制度」でもらえる可能性もあります。

株式投資が女性に向いている理由

  • 株式投資は人気投票
  • 連想ゲームで銘柄探し
  • 流行に敏感になる
  • 好きな企業を応援する

どうですか、株式投資に興味がわきましたか?

では、次は株式投資の基本について、少し難しい言葉も出てきますが、できるだけ簡単に説明していきますね。

まずはこれだけ、株の基礎知識

株式投資は、上場している企業が発行する株券を売買し、その売却益で儲ける「キャピタルゲイン」と、企業からもらえる配当金「インカムゲイン」を得る投資方法です。

大きく狙うキャピタルゲイン

株価の安いところで買い、高く売って儲けるのが理想ですが、予知能力がない限り先のことは分かりません。

株式投資に絶対儲かる話はないけれど、少し勉強すると「将来的に株価はいくらでもいいから、とにかく買わなければいけない人」がいたり、チャートの形から買われそうな銘柄がわかったりもします。

あくまでも経験則からの確率です。

「業績がよさそうなので株価が上昇するだろう」と見込んで買っても、企業の不祥事や何らかの事故で株価が下落することもあります。

自分の意図に反したときや、世界経済の悪化でつられて下げたときには、損失を食い止めるために手放す覚悟も必要となります。

これが最初に説明した「自分のリスク範囲をあらかじめ決めておく」ということ。つまり「損切ライン」を決めておくのが大切になるのです。

コツコツ狙うインカムゲイン

株式投資のインカムゲインは「配当金」にあたります。

株を保有している企業から、利益の一部を定期的にもらえるのが「配当金」。配当とは別に株主に贈られる特典の「株主優待」もインカムゲインです。

配当と株主優待を換算すると、配当利回りが10%以上になる企業もあり、年単位では小さくても、長期で保有すれば大きな利益になります。

業績不振や成長途中の若い会社で配当を行わない企業もありますが、株価が下がってしまった場合、無配企業の株を長く保有するメリットはありません。

買値を下回っても、配当金や株主優待を受け取りながら株価の上昇を待つことができるのは、個人投資家の強み。

時間を味方にできるのは、決まった期間内に成果を上げなければならない機関投資家には真似できない投資法なのです。

株価は変わるよどこまでも


株式投資はむずかしいものではありません。

証券口座を作って入金し、株を買ったらあなたもその企業の投資家です。

ではどうして「株がむずかしい」と言われるのでしょうか。

それは、買った株が買値を下回り、損をすることが多いから。

先ほどの人気投票のように、みんなが欲しいと思う株はどんどん株価が値上がりし、思い切って買ったときには天井※だったということがあります。

※天井とは、株式市場における相場用語で、直近の一番高値のことで、それ以降買う人がいないため値を下げます。

株価は平日の9時から11時30分、12時30分から15時までの間動いているので、タイミングで買値や売値が変わります。(※一部夜間取引もあります)

同じ企業の株100株を

  • 10万円で買ったAさん
  • 100万円で買ったBさん

買った金額は違いますが、どちらも同じ100株です。

仮に、10万円で買ったAさんが100万円でBさんに売った場合、Aさんの譲渡益は90万円(税引後72万)となります。

BさんがCさんに90万円で売った場合、Bさんの損失額は10万円です。

このような株の売買は証券取引所を通して行われているので、自分の取引相手が誰なのかはわかりません。

新聞の株価欄は必要なの?

はじめて日経新聞の株価欄を見たとき、何が書いてあるのかさっぱりわからなかったのを覚えています。まるでアラビア語の新聞を読んでいるみたい。

最初から難しいページだと決めつけていたので、脳が理解しようとしていなかったのでしょうね。

新聞の株価欄に書いてあるのは、

前日の株価の

  • 始値
  • 高値
  • 安値
  • 終値
  • 売買高など。

今はスマホからでも「最新の株価」を簡単にチェックできるようになったので、新聞で調べる人は少なくなったかもしれません。

気になる銘柄が見つかったら、毎日株価をチェックしてみましょう。

次は気になる銘柄を見つけたときの、投資銘柄の情報と株価の調べ方です。

投資銘柄情報と株価の調べ方


気になる銘柄があったら、すぐにその企業の株価を調べてみます。

まだ証券口座を持っていなくても、「YAHOO! ファイナンス」で調べることができますよ。

YAHOO!ファイナンスの 株価検索窓に、「銘柄名」や「証券コード※」、「キーワード」などを入力して検索します。

※証券コード(銘柄コード)とは、日本の証券取引所に上場する企業についている企業ごとの番号で1000番台から9000番台まであり、業種ごとに分けられています。

YAHOO! ファイナンスで調べてみよう

タピオカ銘柄の「神戸物産」を調べようとした場合、「業務スーパー」というお店の名前は知っていても、企業名を知らない人のほうが多いかもしれません。

そんな時、株価検索窓に「業務スーパー」と入力すると「㈱神戸物産」が出てきます。「タピオカ」と入力しても出てくるのは面白いですね。

(画像:YAHOO! JAPAN ファイナンス)

 

  1. 株価
  2. 時系列
  3. チャート
  4. 参考指標

ページ切り替えでさまざまな情報がわかります。

  • ニュース
  • 企業情報
  • 掲示板
  • 株主優待
  • レポート
  • 業績予想

初心者のうちはYAHOO! ファイナンスだけでも充分なほどの情報量です。

今の株価はいくら?

企業名の横に書いてある数字が「株価」です。

神戸物産の場合は、5,330と書いてあるので、調べた日の株価は1株5,330円となります。ただし、5,330円で買えるわけではありません。

さらに下をみると「参考指標」の欄に書かれた「単元株数」が最低購入額となります。

神戸物産の単元株数は100株なので、5,330円×100株=53.3万円です。最低購入代金もちゃんと書いてありますね。

YAHOO! ファイナンスは自動で更新しているので、最新の株価や情報を知ることができ、とても便利なツールです。

配当はいくらもらえる?

同参考指標内にある「1株配当(会社予想)」が配当金の目安です。

神戸物産の場合は35円と書かれているので、最低単元の100株を購入している場合、もらえる配当金の予想額は35円×100株=3,500円となります。

あくまでも会社予想のため、業績がよければ(業績上方修正)上がり、悪ければ(業績下方修正)下がります。

この株は高いのか、安いのか


株を買うときに、その企業の現在の株価水準が割高なのか割安なのかを判断できるのがPERとPBR。むずかしいかもしれませんが、こんなものとざっくり覚えておけばOKです。

PER

PERは株価収益率のことで、会社の利益に着目し、株価がどの程度まで買われているのかを判断する指標。

一般的にPERが高いと割高、低いと割安と考えます。

新興市場など利益成長率が高い会社は、将来への期待感から株が買われているため、PERが高くなっていることがあります。

業種によっても異なるのであくまで参考までにみてください。

PBR

会社の収益に着目したPERに対し、PBRは会社の資産に着目した「株価純資産倍率」と呼ばれる指標。

一般的にPBRの倍率が高いと割高、低いと割安とみられています。ただし、万年赤字の銘柄で、今後黒字のめどが立たない銘柄や無配の銘柄などは、PBR1倍以下でも投資をしないほうがよいでしょう。

年初来高値と年初来安値

年初来高値、また年初来安値とはその字の通り、その年の一番安い株価と一番高い株価です。

高値または安値を付けた日にちが書かれていますが、その推移を一目でわかるようにしたのが「株価チャート」です。

株価チャートで流れを知る

「詳細情報」のとなりにある「チャート」をクリックすると、その企業の「株価チャート」を見ることができます。

チャートは、株価の動きが一目でわかるようにグラフ化したものです。

YAHOO!ファイナンスでは、通常1年のチャートが表示されますが、「1日」「1週」「1か月」「3か月」「6か月」「1年」「2年」「5年」「10年」から期間を切り替えてみることもできます。

チャートの見方はここでは割愛しますが、過去のチャートからテクニカルな分析ができるので、「テクニカル指標」と呼ばれ、先のことがわからない株価の今後の動きを予測するために使われています。

チャートの勉強し始めるとおもしろいのですが、凝りすぎると勉強するのが目的になり、テクニカル分析の沼にはまってしまうので注意が必要です。

みんな大好き株主優待

 

株主優待は、自社製品や買い物券、食事券の他、図書券やクオカードなどの金券、カタログギフトなどいろんなものがもらえますが、これらの優待から銘柄を選ぶ方法もあります。

所属のタレントの限定イベント招待(アミューズ)や非売品のおもちゃがもらえる(タカラトミー)など、お金を出しても買えないものは人気があります。

私の友人は航空券(日本航空・全日空)の株主優待を利用して実家に帰省していますし、鉄道やバスの乗車券を利用して通勤している人もいます。

5万円で買える株主優待銘柄

会社名 株価(最低投資額) 優待内容 権利確定月
丸善CHI HD 370(3.7万円) ジュンク堂で使える優待券1000円分 7月末
ダイドーリミテッド 300(3万円) 4500円相当の自社商品 3月末
シダックス 240(2.4万円) カラオケ割引券540円×5枚。または自社製品 3月末
サマンサタバサジャパンリミテッド 240(2.4万円) 販売会での優待特別価格招待券 2・8月末
コジマ 490(4.9万円) コジマ、ビックカメラ、ソフマップで使える500円券×2枚 8月末

※2019年6月17日現在の株価で紹介しています。

まだまだ5万円以下で買える優待株は他にもあります。とっても魅力的ですが、株主優待はあくまで「おまけ」なので、優待目的に購入して、株価下落で大損してしまうことの内容に気をつけたいものです。

株主優待の種類はとても幅広く、面白いので調べてみてください。

どんなものがもらえるか、こちらもYAHOO!ファイナンスに書かれています。

証券口座を開設しよう


いよいよ証券口座の開設です。

投資先がまだ決まっていない場合でも、口座開設には時間がかかるので、投資を始めようと決めたらまずは作っておきましょう。

初心者におすすめなネット証券

初心者におすすめなネット証券は、

  • 口座数NO.1の「SBI証券」
  • 楽天ポイントがたまる「楽天証券」

どちらも手数料が安く、情報が豊富。SBI証券は初心者向けの情報コンテンツ「投資を学ぼうシリーズ」で勉強できますし、楽天証券は「四季報」の他、「日本経済新聞」などが読める「日経テレコン21」(通常月額8000円)が無料で閲覧できるので、両方開設するのがおすすめです。

ここでは紹介していませんが、「カブドットコム証券」のように、毎月500円から「プチ株」とよばれる単元未満株を積み立てることができる証券会社もあります。

「SBI証券」
国内口座開設数、ネット満足度ランキング(オリコン調査)ナンバーワン。使いやすいだけでなく、初心者向け情報コンテンツが充実。売買ツール「HYPER SBI」はプロも利用使用。
売買手数料 【スタンダードプラン】
50円~973円
【アクティブプラン】
0円~
※1日の約定代金が10万円までは無料
NISA手数料 取引手数料無料
外国株式 米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア等
売買ツール 「HYPER SBI」(1か月500円)
月に1回以上の取引で無料
単元未満株 ミニ株

詳細ページ公式ページ

「楽天証券」
楽天グループなので、楽天会員は口座開設が簡単。取引手数料ごとに楽天ポイントがたまります。「会社四季報」や「日本経済新聞」、「日本金融新聞」などが無料で読めるのはお得。
売買手数料 【超割コース】
50円~973円
【いちにち定額コース】
0円~
※1日の約定代金が10万円まで無料
NISA手数料 取引手数料無料い。
外国株式 米国、中国、アセアン
売買ツール 「Market Speed」無料
単元未満株 取扱い無し

詳細ページ公式ページ

税金20%が節約できる「NISA」とは

消費税8%って高く感じたことはありませんか?

株の売却益や配当金の税金は約20%なのでその倍以上。

せっかく儲けても手元に入ってくる金額は少なくなります。

そこで注目したいのが、投資をもっと身近にするため、2014年にスタートした「NISA(ニーサ)」です。

NISAとは少額投資非課税制度のことで、NISAの口座を開設し、そこで買った株の売却益や配当金などが非課税になる制度です。

NISA(ニーサ)には、一般NISA、ジュニアNISA、つみたてNISAがありますが、ここでは20歳以上が口座開設できる一般NISAについて解説していきます。

※一般NISAが購入できる金額は年間120万円まで。非課税期間は最大5年間と決められています。最大投資総額は600万円、精度の継続期間は2023年までの10年間です。

NISA口座の投資例

分かりにくいと思うので実際に数字を入れて紹介しますね。

あなたが2018年に10万円で買ったA社の株が、5年後の2023年に約2倍の20万円になりました。

儲けは約10万円なので2万円(20%)の税金がかかります。しかし、NISAの口座で買っていれば税金は0円。2万円も節税できます。

金額が大きくなり100万円の利益が出た場合は、普通なら20万円の税金がNISAは0円なので、そのお得度は理解できるでしょうか。

NISAの口座では年間の金額が決まっているため、短期売買よりも、長期で考えて割安な成長株を運用するのが向いています。

株式投資で失敗しないために


株式投資について勉強すると、今すぐ取引を始めたくなりますが、まずは自分の気になる銘柄の株価や、日経平均株価の値動きなどをウォッチすることからスタートしてみてください。

なんとなく経済を知る

「日経平均株価」や「TOPIX」という言葉を聞いたことがありますか?

日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)とは、日本の東京証券取引所に上場する約2000社の銘柄のうち、代表的な225銘柄を対象にした平均株価です。

トヨタやユニクロなど、日本を代表する企業が多いです。

TOPIX(トピックス)は、東証株価指数のことで、東京証券取引所における一部上場銘柄を対象に算出した株価指数。

「今日は日経平均株価が大きく下落しました」

なんてニュースでよく耳にするアレですね。

経済評論家になるわけではないので、こんなものかと言葉だけ覚えておけばOKですが、お金の動きを知ると、経済を身近に実感できるようになるので、気になる銘柄の値動きとともに、日経平均株価やTOPIXも毎日記録してみてください。

知れば知るほど株式投資が面白くなりますよ。

投資ノートに記録しよう

  • 日経平均株価
  • 為替(ドル円とユーロ円)
  • ウォッチしている銘柄の株価
  • 取引開始した銘柄の株価
  • 買った理由、売った理由

メモでも構いませんが、あとから見返すことのできる「投資ノート」を作るのがおおすすめです。そして、大損したときほど投資ノートに記録していきましょう。

本やネットではみつからない自分の体験からの気づきは財産。私のノートには「大負けしたときに読む」というページがあり、負けたときには追記して、買ったときにも読み返しています。

株式投資は、自分が許容できるリスクを先に知ることが大切。リスク許容とリターンは比例するので、資金管理をしっかりしていれば大きな資産形成できるのが魅力です。学びながら楽しく運用し、自分のお金をゆっくりと大きく育ててていきましょう。

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