若い頃は髪のボリュームを抑えたくて、必死でブローしたりヘアワックスで押さえつけたりしていたのに、あのボリュームはどこへ行ったの?と嘆きたくなる瞬間、ありませんか。
40代になると、髪のハリやコシが失われて、いつの間にか全体的にボリュームがダウン…。根元からぺったりした髪が老けてみえて、ショックを受ける人も。
どうすればハリコシを取り戻してボリュームをアップできるのでしょうか?
目次
40代から髪のボリューム感やハリコシが感じられなくなる原因3つ

40代から髪のボリューム感やハリコシが感じられなくなる原因3つを紹介します。
原因1 ホルモンバランスの変化により髪の成長サイクルが変わるから
髪には、「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルがあります。年齢を重ねると髪の「成長期」が短くなるため、40代頃からは髪が細くなりやすくなります。
原因2 ヘアカラーやパーマによるダメージの蓄積
ヘアカラーやパーマを繰り返してきた人は、髪のハリコシがなくなる傾向があります。
カラーやパーマの薬剤は、安定しているはずの髪の構造を強制的に変えるものです。髪や頭皮の組織を傷めてしまう原因になります。
特に、くせ毛を直毛にする縮毛矯正や、髪の毛の色を抜くブリーチは負担が大きい施術なので、若い頃から何度もかけてきた人は、頭皮にも髪にもダメージが蓄積していて弱々しい髪になっている可能性があります。
特に髪の入れ替わり時期に頻繁に繰り返すと、ツヤやハリが失われたり、切れ毛や枝毛が増える原因にもなります。
原因3 もともと猫っ毛の人が加齢で悪化
もともと、「猫っ毛」と呼ばれる髪が細くてボリュームの少ない人もいます。
毛を育てる力が弱かったり、また、皮脂の分泌能力が低めで、頭皮を保護する力も弱い恐れがあります。そうした猫っ毛の人はもともとボリュームが少なめですが、加齢によりさらに減ったと感じる場合も。
【関連記事】うねり髪も大丈夫!40代のヘアスタイル
髪を太くしてハリコシ・ボリュームを取り戻す!5つの対策
年齢やダメージで髪が痩せてボリュームダウンすることはわかりました。
では、どうすれば健康でボリュームのある髪を取り戻せるのでしょうか?
対策1 ヘアカラー(白髪染めも含む)の仕方を見直す

1つの対策は、ヘアカラーの方法や頻度を見直すことです。40代になると、白髪が増える人も多いですから、ヘアカラーを完全に止めることは難しいでしょう。
無理にカラーを止めると、女性にとっては精神的なストレスにもなります。
ヘアカラーの頻度を下げる
ヘアカラーは止めずに、頻度を下げてみましょう。これまで4週間に1回行っていたのなら、5週間に1回にしてみる。1週間先延ばしにするだけで、年に2~3回分のヘアカラーが減ります。
どの程度我慢するかは、髪の伸び方や白髪の量にもよりますので、自分の許容できる範囲で調整してみましょう。
最近は、分け目をカバーする部分用のウィッグも増えています。伸びてきた白髪を隠せば、カラーの回数を減らせるので便利です。浮いたカラー料金の分で、すぐにウィッグ代は取り戻せますね。
分け目ウィッグ ビモリー
ヘアカラーの薬剤を変える
美容室によっては、ヘアカラーの薬剤を数種類用意している店もあります。
美容師さんに相談すれば、負担の少ない薬剤に変えてもらえるかもしれません。
「髪が弱ってボリュームが少なくなっているのが不安だから、あまりヘアカラーで傷めたくない」と伝えてみましょう。
美容師さんは、髪質や希望の色などカウンセリングした上で、カラーの仕方を提案したり、希望に合った薬剤を調合してくれたりするでしょう。
できるだけセルフカラーはしない
なかなか美容室に行く時間が取れない人や、節約のために自宅でセルフカラーをする人は、ダメージに注意が必要です。
自分では、生えてきたばかりの髪の毛と、すでに染まっている髪の毛を塗り分けることは難しく、すでに染まっている毛に2重、3重にダメージを与えてしまいます。
また、市販のカラーリング剤は、プロではない人が大雑把に塗ってもまんべんなく色がつくように、強い薬剤が使われている可能性もあるでしょう。
どうしてもセルフカラーするなら頭皮を保護
どうしてもセルフカラーを行う場合は、頭皮の保護をしてみましょう。
薬剤を塗る前に、ホホバオイルやアルガンオイルなど肌にやさしいオイルを頭皮につけて、15分くらい放置します。この時、オイルは髪自体にはつけないでください。
そして、ヘアカラーが終わったら、頭にタオルを巻くか、ヘアキャップをして半身浴をします。頭皮から汗をたっぷりと流して、毛穴の中のカラー剤を排出しましょう。
白髪染めできるトリートメントにする
セルフカラーをしている人は、白髪染めできるトリートメントに変えるというのも1つの方法です。
例えば以下のヘアカラートリートメントは、植物由来の天然色素で頭皮にもやさしく、使うたびに髪の色が濃くなります。カラーも5色から選べるので自然に染めることができます。
ヘアカラートリートメント(ルプルプ)

【詳細記事】ルプルプの口コミと評判!人気の白髪染めトリートメントを徹底調査
対策2 ボリュームアップ効果を謳うシャンプーを使う
シャンプーをハリコシやボリュームアップ効果があるものに変えてみましょう。それだけで翌朝の髪がふんわりとすることがあります。
ケアテクトHB カラーシャンプーV(ハリコシタイプ)

弱酸性で地肌をやさしく洗い上げます。ボリューム感を与えるハリコシタイプです。
アスタリフト スカルプフォーカス シャンプー(FUJIFILM)

スキンケアでも有名なアスタリフトのシャンプーです。髪の内部まで浸透するようにナノ化された「ヒト型ナノヘアセラミド」が、髪にハリとコシを与えてくれます。
ふんわりシャンプー 花しゃん(マイケア)

やさしいアミノ酸系の洗浄成分で、リンスを使わなくてもきしまないのがうれしいシャンプー。頭皮をすっきりと洗って、ふんわりサラサラの髪に導いてくれます。
セグレタ ふっくらボリューム1本で仕上がるシャンプー(花王)

ドラッグストアで手に入る身近なシャンプー。あえてシャンプーだけで仕上げるタイプなので、スポーツジムや旅行に持って行くときに楽です。
少し洗浄力が強めの成分も入っていますが、その分地肌がすっきりとするでしょう。根元からふっくらと髪が立ちあがる効果も期待できます。
対策3 睡眠をしっかりとる

髪の成長を促す成長ホルモンは、眠りについてからの90分間に最も多く出ています。
40代では、年齢とともに成長ホルモンの分泌は減っていますので、若い頃よりも質のいい睡眠をとることが重要です。
時間帯としては、毛根部分の細胞分裂が活発になるのは午後9時頃。そして髪が成長するのは午後10時から午前2時と言われています。
つまり、できるだけ早い時間にベッドに入り、熟睡することで健康な髪を育てやすくなるわけです。
どんなに忙しくても、美髪のために睡眠は優先したいところ。質のいい睡眠は、ストレスの軽減や美肌を育てる効果もあるのでアンチエイジングにもなります。
対策4 バランスのいい食事で栄養を摂る

食生活が乱れたり、無理なダイエットで栄養が十分に摂れていなかったりすると、髪が弱ってしまいます。
栄養が少なくなると、生きるために心臓や肺などの臓器に優先的に使われていくようになっていくため、髪に栄養が届きにくくなるのです。
そのため、髪が細くなったり、ハリコシが失わてボリュームダウンしたりすることにつながります。ひどい場合は、極端なダイエットで髪自体が抜けたり薄毛になったりすることも。
バランスの良い食事を摂ることは、髪の健康やボリュームを守るためにも重要です。
重要なのは、たんぱく質を十分に摂ることです。肉や野菜、魚をしっかり食べましょう! ビタミン類やミネラル類も必要です。
基本的なことですが、野菜やフルーツもバランスよく食事に取り入れましょう。
対策5 適度な運動で全身から血流を良くする

健康な髪を育てるには、頭皮に十分な酸素と栄養を届けなければなりません。
それを運ぶのは血液です。全身の血流をよくすると、髪も健康になりやすくなります。そのためには適度な運動をすることです。
40代になると体力や筋力も落ちてきますから、無理に激しい運動をする必要はありません。通勤や買い物のついでに、歩くようにしましょう。
自転車や車を使わずに30分歩くだけでもいいです。目標は1日60分。第2の心臓とも呼ばれる「ふくらはぎ」を使って歩くことで、血流が良くなります。
ボリュームダウンをカバーできる40代向きのヘアスタイル
あまりにもボリュームがないことを気にしすぎると、ストレスが溜まって悪循環になってしまいます。できるだけ気にならないようなヘアスタイルに挑戦してみましょう。
分け目をつけないショートヘア
髪は、長くなるとその分重さがかかるのでボリュームがダウンして見えます。
1番のおすすめは、前髪に分け目をつくらず、ラフに仕上げるショートヘアです。
後頭部からも前髪方向に流しているので、正面から見た時にボリュームを感じられます。スタイリングも楽ですね。
ふんわりとしたパーマをかけたショートボブ
大き目のロッドで根元から立ち上がるパーマをかけたショートボブです。髪の細さが気にならないくらい、ふんわり感が出ています。
負担の少ない酵素パーマを選んでくれる美容師さんもいいですね。
出典:Instagram
また、このくらいの長さのボブなら、パーマをかけなくてもホットカーラーがあればボリュームを出すことができます。大き目のロッドで、つむじのあたりを根元から巻くとふんわりしますよ。
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あえてジグザグにした分け目
ある程度長さが欲しい人は、分け目を工夫してボリューム感を出すこともできます。
こちらの女性は、元々は6:4くらいのはっきりとした分け目でしたが、それをもっとサイドに寄せて、8:2くらいにしています。
また、分け目をざっくりと取ることで、地肌が見えにくくボリューム感が出ています。
出典:Instagram
まとめ 生活習慣を見直して、ハリコシのある健康な髪を手に入れよう
髪のボリュームダウンやハリコシが失われるのは、加齢によるところが大きいです。
それ以外にも、カラーやパーマのダメージから髪が弱っている可能性もあります。今からできることとして、ヘアカラーやパーマを負担の少ないものに変えてみましょう。
これから生えてくる髪を健康に育てるために、健康的な生活習慣を続けることも大切です。
「美人増髪計画 もっと、おしゃれができる髪になる」浜中聡子著(医学博士)
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