40代から正社員をめざす!紹介予定派遣という賢い働き方

派遣社員と紹介予定派遣の違いとは?

非正規雇用なので安定したい、子育てもひと段落したので再就職したいなど、さまざまな理由で正社員として働きたい40代女性は多いことでしょう。

直雇用を目指せる紹介予定派遣は、3~6カ月間の派遣就業後に、直接雇用に切り替わる制度です。派遣契約期間が最長で6か月とされていますが、中には最短1ヵ月で直接雇用契約を結ぶ人もいます。

派遣就業でさえ、40代からの就業は難しいというイメージがありますが、紹介予定派遣で実際就業することは可能なのでしょうか。派遣法の改正により年齢制限が撤廃され、紹介予定派遣もまた、年齢による制限はありません。

しかしやはり40代と比べれば、20、30代の若い層を採用する企業は多いようです。40代で転職を考える人は多い中で、正社員として働く割合は全体の3割程度だということです。

狭き門ではありますが、今までの経験やスキル、経歴を活かせれば、紹介予定派遣から正社員を目指すことは難しいことではないでしょう。きちんと自分の長所を知り、計画的にポイントを踏まえて、就職活動を進めていきたいものです。

紹介予定派遣で働くメリット

紹介予定派遣として働くメリットにはどのようなことがあるのでしょう。

就業期間中に、求職者は自分に合った会社かどうか見極めることができ、雇用主も良い人材かどうかの適性を確認することが可能です。お試し期間があるため、互いにミスマッチが起きにくいというメリットがあります。

また、派遣会社を通すことで、アドバイスが得られ、個人で活動していては就業できなかったような大企業の案件を紹介してもらえるという利点もあります。

派遣就業の場合、経験やスキルが重視されますが、紹介予定派遣では、数カ月間経験を積むことが可能なため、未経験者でもポテンシャルがあれば、採用に至るケースがあります。

その点では、ハイキャリア女性ばかりではなく、スキルが十分ではない方でも正規雇用の道は広がっています。

正社員を目指しやすい!

紹介予定派遣は、一般の就職活動よりハードルも高くなく、普通に就職活動していては入社できないような好案件が沢山存在しています。そのため正社員を目指している女性の多くが、紹介予定派遣からの就業を希望しています。

正社員は目指したいけど、実際に自分のスキルが活かせるのか不安だという人にとって、事前にスキルを試せる紹介予定派遣という働き方は向いています。

2018年に厚生労働省が派遣元事業主へのキャリアアップ助成金をスタートさせたことにより、ますます正社員への後押しが強まってきました。非正規雇用を正社員へ、教育訓練でキャリアアップを促し無期雇用派遣へ。さまざまな方法でポジションアップのサポートが期待できる制度です。

紹介予定派遣の注意点


紹介予定派遣での直接雇用契約とは、契約社員やアルバイトなどの雇用形態も含まれるので、正社員での雇用に限ったことではありませんので、注意が必要です。

まず面接時に直接雇用の形態が正社員なのか、契約社員なのかをきちんと確認しておくことが大切です。紹介予定派遣の求人情報にも雇用条件は記載されていますので、正社員を望むのであれば、十分なリサーチを徹底しましょう。

紹介予定派遣の魅力としては、直接雇用になる前に、社風や職場環境を確認できる点ですが、派遣就業時の仕事振りを常時評価される環境で働かなくてはなりません。なかなか気が抜けない状況です。

面接でアピールしたスキルや経験が実際に活かせているのか、人となりなども含め、毎日が評価対象になってしまいます。

加えて紹介予定派遣では、一般採用と同じく、選考や配属を決める判断材料に、筆記試験が実施されることがあります。筆記試験はSPI総合試験といい、評価指標として広く使われるテストです。

SPI試験はいくつか種類がありますので、企業がどの適正テストを使っているのか事前に調べ、試験対策を行いましょう。

また、採用権限が企業によって異なり、人材派遣では購買部門が採用の権限を持ちますが、直接雇用では人事部門が選考を行うことがあります。その場合、社内規定を通過しないと採用候補になれないこともあります。

面接の心構え

通常の派遣では、派遣先との面接が禁止されていますが、紹介予定派遣では、一般の採用試験と同様に面接が行われます。

企業により派遣会社の営業担当が立ち会うこともあり、立ち会いがない場合でも、企業までの同行は行われます。

ほとんどは1回のみの面接ですが、中には最終面接を実施する企業もあります。入社前の面接は形式的なもので、正社員への切り替え直前に、正式な面接を実施することが多いようです。

面接形式はグループ面接ではなく、1対1で実施され、面接時間もさまざまですが、およそ40分から1時間程度、長い場合は2時間ほど行われるケースもあります。

企業側も応募者をきちんと時間をかけて見極めていきます。当日慌てることなく迎られるように、入念な面接対策を行う必要があります。

面接を受ける上で心がけたいポイント

・これまでの経歴で得たスキルや経験を整理する

職務経歴は必ず質問されます。職務内容を時系列ごとにまとめ、勤務先と時期、そして業種や職務内容をすぐに答えられるようにしておきます。応募した業務に役立ちそうな経歴はしっかりアピールしていきましょう。

・派遣先企業についてホームページで確認しておく

派遣先企業への理解も深まり、面接時に具体的な質問を投げかけることができ、採用担当者から好印象を持たれます。

・志望動機を明確にしておく

今回なぜこの業種、職種、企業を選んだのかという理由を明確にし、いかに自分の持つスキルや能力が会社に貢献できるかを伝えます。

未経験の場合、習得意欲をアピールする

未経験であっても、学ぶ意欲の強さ、スキルアップに対する意気込みをアピールしていきます。一般常識やビジネススキルは持ち合わせていることを伝えましょう。

ブランクがある場合は得たスキルについて説明を

ただブラブラ過ごしていたのではなく、スキルアップのために充ててきたことを説明します。

合否については派遣会社経由で、1週間以内に連絡が入り、意思確認があります。

面接対策には過去の質問集が沢山ありますので、きちんとした受け答えができるよう事前練習をして面接に臨みましょう。

40代の紹介予定派遣!紹介を受ける人の特徴

実際40代で紹介予定派遣の紹介を受け、正社員として活躍している人は、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

その分野に見合った即戦力がある

やはり派遣就業と同様に、即戦力が一番大事です。派遣期間中に経験を積むことができる紹介予定派遣ですが、すぐに活かせるスキルがあれば、正社員への道は自ずと近くなります。

紹介予定派遣に合格したいのであれば、望む企業で活かせる経験やスキル、就業実績が必要になってきます。

派遣であっても圧倒的な技術や知識が備わっており、社員に代わって新人育成など、教える立場になっていることがあります。そういう人は、どこの会社であっても自然と必要とされる人材です。

就業中の仕事ぶりが認められる

派遣就業時に、現在働いている企業から紹介予定派遣を進められることがあります。派遣先から仕事ぶりが認められ、正社員となるケースです。

正社員になりたいと思った時に、派遣先で頑張ってみるのも手かもしれません。

ただ、その派遣先が実際の業務を行う上で、正社員と派遣社員との住み分けがはっきりしている企業だと、能力を認めてもらおうにも、受け皿がないため、派遣から正社員になる可能性は低くなります。

自己分析で適した仕事を見極めている

就職活動をする上で自己分析は欠かせません。自分にぴったりの業界や職業を探すためには、持ち合わせた能力や適性をきちんと把握する必要があります。

志望する企業へ自己アピールをするためにも、自分の強みや弱点を分析し、自分のやりたいことを明確にしておくことが大切です。

企業は応募者の自己分析力を見ています。手を抜いて考えた志望動機や自己PRと、きちんと自己分析されたものとでは大きな違いがあります。

自己分析する流れ

・自分史を作成する

自己分析の材料は過去の経験です。作成する際は抜け漏れがないよう、紙に書き出してみることをおすすめします。

これまでに取り組んできたことを時系列に整理し、ポジティブなことからネガティブなことまで印象に残った出来事をピックアップしていきます。
エピソードごとに行動や結果を掘り下げることで、自分が大切にしている価値観、向いていること、やりたいこと、性格などが分かり、会社選びの軸にすることができます。

インターネット上には自己分析シートというものが無料で公開されていますので、特に自己分析が苦手な方は積極的に利用してみましょう。

・他己分析をお願いする

就職活動中に知人などに、主観的になりやすい自己分析を補完する、他己分析をお願いする方法があります。さまざまなタイプの人に、自分に関しての具体的な質問を回答してもらいます。面識の浅い人でも、第一印象のイメージを知る上で最適なので、ぜひお願いしてみましょう。

他己分析の結果と自己分析を照合し、両者が一致していれば、自分の強みとしてアピールする時の自信になります。他人からの見え方が自分の分析とかけ離れていたら、ギャップを受け入れ、改善していくことが必要です。

客観的に自分を見つめ直すことで、今まで気づかなかった自分の特性が分かるようになります。自分の市場価値を知ることができ、面接でも一貫性ある返答が可能になるでしょう。

紹介予定派遣で安定をゲット

紹介予定派遣は、派遣就業と比べて、まだ浸透率は高くないようですが、求職者にとっても、企業側にとってもメリットが大きいため、今後ますます増えていく働き方でしょう。
自分自身を良く知り、希望する企業で正社員になれるように、紹介予定派遣制度を上手に利用して、ぜひチャンスを掴んでくださいね。

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