ドラッグストアのヘアケアコーナーを見ると、多くのメーカーからいろいろな商品が販売されていますよね。シャンプー、トリートメントはもちろん育毛剤もたくさん並んでいます。
育毛剤はシャンプーなどと比べると値段が高いです。なぜかというと、育毛剤は髪の美容液で、髪の悩みに特化した有効成分を多く含んでいるからです。
男性だけでなく、女性も年齢を重ねると髪の悩みを持つ人が増えてきます。薄毛、抜け毛、うねり、頭皮の荒れ、白髪など。それに効果を期待できるのが育毛剤なのです。
でも、たくさんありすぎて、どのメーカーのものが1番効くのかわからないし、1本3,000~7,000円ほどするので、購入を躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、数ある育毛剤の中で女性誌やネットで話題になった2つの育毛剤を取り上げ、成分や効果等いろいろな角度から比較し、どちらが優秀か調査していきたいと思います。
今回比較する育毛剤は「ミューノアージュ」と「マイナチュレ」です。
購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ミューノアージュとマイナチュレの基本情報
ミューノアージュ

- 皮膚科との共同開発でつくられた育毛剤。2つ液剤があり、1剤目で頭皮の状態を整え、2剤目で育毛を促進します。
- 1剤には頭皮コンディショニング成分のオクタペプチド-2、2剤には育毛有効成分が5つ配合されています。
- 6つの無添加で肌に優しいです。ノンアルコ-ルで低刺激のため、カラーリング後も使用できます。

マイナチュレ

- 成分の11種類が無添加で、ノンコメドジェニックテスト、パッチテスト、光毒性試験、アレルギーテストなど厳しいテストをクリアした商品
- 使いやすく、有効成分の鮮度を守るボトルを採用しています。
- 女性の薄毛に効果のある有効成分3種(センブリ、グリチルリチン酸2K、酢酸DL-aトコフェロール)を配合しています。

ミューノアージュとマイナチュレの違い
ここからはいろいろな角度から2つの育毛剤を比較していきます。
効果
ミューノアージュ | マイナチュレ |
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ミューノアージュは女性にありがちな髪トラブル全般に効果があるとされています。
マイナチュレは頭皮の状態が外部刺激や加齢によって悪くなってヘアサイクルが乱れたことによる薄毛に効果があります。
ミューノアージュは女性の髪トラブルならすべてに効果があるのでしょうか。
女性の髪トラブルの原因は、炎症や血行不良などによる頭皮状態の悪化、ホルモンバランスの乱れ、薬の副作用、自己免疫疾患の円形脱毛症など様々です。しっかり調べていく必要がありますね。
女性の髪トラブルすべてに効果的であるとすれば、おすすめはミューノアージュです!
成分
ミューノアージュの成分

スカルプエッセンス[1剤]
水、BG、ペンチレングリコール、エトキシジグリコール、ソルビトール、オクタペプチド-2、ヒアルロン酸Na、カミツレ花エキス、シソ葉エキス、 エンドウ芽エキス、パントテン酸Ca、グルコシルヘスペリジン、イソマルト、アクリレーツコポリマー、アルギニン、クエン酸、フェノキシエタノール
ヘアグロー(薬用育毛剤)[2剤]
有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス、ピロクトンオラミン、酢酸DL-α-トコフェロール、パントテニルエチルエーテル
その他の成分:ニンジンエキス、海藻エキス(1)、ダイズエキス、イチョウエキス、コメ発酵液、カキタンニン、乳酸、乳酸ナトリウム液、精製水、1,3-ブチレングリコール、 ジエチレングリコールモノエチルエーテル、1,2-ペンタンジオール、濃グリセリン、モノオレイン酸ポリグリセリル、クエン酸、水酸化カリウム、フェノキシエタノール
マイナチュレの成分

グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL‐α‐トコフェロール、センブリ抽出液、常水、精製水、1,2-ペンタンジオール、濃グリセリン、フェノキシエタノール、乳酸ナトリウム液、L-ピロリドンカルボン酸、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、L-アルギニン、L-アスパラギン酸、水酸化ナトリウム、グリシン、L-アラニン、L-セリン、L-バリン、L-プロリン、L-スレオニン、L-イソロイシン、L-ヒスチジン、L-フェニルアラニン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液、ビワ葉エキス、1,3-ブチレングリコール、海藻エキス(1)、エタノール、ボタンエキス、シナノキエキス、ヒキオコシエキス(1)、ヒオウギ抽出液、オウゴンエキス、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、セージエキス、サクラ葉抽出液、ジオウエキス、アロエエキス(2)、キューカンバーエキス(1)、セイヨウサンザシエキス、セイヨウノコギリソウエキス、タイムエキス(2)、ラベンダーエキス(1)、ノバラエキス、ニンジンエキス、無水エタノール、加水分解ケラチン液、加水分解コラーゲン液(4)、マリンエラスチン、チャエキス(1)、シャクヤクエキス、クロレラエキス、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラベンダー油、オレンジ油
2つの育毛剤の全成分の中で、各メーカーが効果を主張しているものを太字にしました。両者ともグリチルリチン酸2K、センブリエキス、酢酸DL-aトコフェロールが配合されています。
グリチルリチン酸2Kは、頭皮の炎症を抑える働きがあります。センブリエキスは、頭皮の血行をよくし、毛髪が退行期に移行するのを防いで長く頭皮に定着できるようにします。


ここで、ヘアサイクルについてご説明します。
毛髪は、成長初期→成長期→退行期→休止期というサイクルで成長します。
通常成長期は5~6年ですが、頭皮状態が悪くなると、頭皮が薄くなって毛髪が抜けやすくなりヘアサイクルが短縮されてしまいます。
マイナチュレがヘアサイクルを正常化する理由は、センブリエキスによって髪の抜け毛を防ぐから。ミューノアージュもセンブリエキスを配合しているので同じ効果を期待できます。
酢酸DL-aトコフェロールは抗酸化作用があり、紫外線やストレスを受けると発生する活性酸素を抑える効果があります。
3つの成分の特性を考えると、両者とも頭皮の状態を改善して毛髪を健やかにする効果があると言えます。

2つの違いとして、ミューノアージュは1剤にオクタペプチド-2が入っています。
オクタペプチド-2は成長因子の1種で毛根にあるバルジ領域を活性化します。バルジ領域には髪の毛を作る毛包幹細胞と色素を作る毛包幹細胞の2つがあり、活性化できれば白髪予防や育毛の効果を得られることになります。
オクタペプチド-2は他のメーカーにはないミューノアージュの強みと言えるでしょう。
対してマイナチュレは、配合されている成分がミューノアージュよりも多いです。ミューノアージュ1剤2剤合わせた成分量よりマイナチュレの方が多いです。
配合されている成分も、天然精油やオーガニック機関で認定をうけたもの、水もアルプス水を使うなど安全にこだわっていることがわかります。効果はもちろんですが、毎日使うものになるので使い心地にも配慮している商品です。
どちらも成分にはこだわっていますが、オクタペプチド-2を配合しているミューノアージュの方が他のメーカーと差別化を図っていておすすめと言えます。
容器
ミューノアージュ | マイナチュレ |
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どちらも使用感はサラサラでべたつきがなく使い心地は良いです。
ミューノアージュはノズルの先が細いので塗りたいところを的確に狙って塗れます。
マイナチュレは、ボトルの形状、見た目、保管、安全性に徹底的に配慮されていることがわかります。
容器についてはマイナチュレの勝ちですね。
価格
ミューノアージュ | マイナチュレ | |
単品価格 | 6,913円(税込)+送料500円 | 5,475円(税抜)+送料750円 |
定期便価格 | 初回3,980円(税込)送料無料 翌月~6,221円(税込)送料無料 |
6回購入約束で 4,837円(税抜)送料無料x6回 |
お試しキット | 2週間お試しキット 1,980円(税込)送料無料 |
なし |
ミューノアージュの方が1回あたりの金額は大きいです。定期便も、初回は安くなりますが、翌月からは割引が少なくなるのでマイナチュレの方が負担が少ないです。

ただし2週間お試しキットがあるので、一度使ってみたい人はそちらを試すのも良いでしょう。短期間なので育毛剤の効果を感じるかは人によりますが、使用感を知ることができるので損はないでしょう。
マイナチュレは1回あたりの金額は少し安いですが、定期便にすると6か月購入が約束になります。途中でやめられないのはちょっと不安に感じますよね。
2週間お試しキットがあるミューノアージュの方が手を出しやすいといえます。
さらに、ミューノアージュは初回1,000円OFFクーポンもあるので、要チェックです♪

返金保証
ミューノアージュ | マイナチュレ |
なし | 定期便購入者のみ180日の返金保証 |
マイナチュレは手厚いですね!
6か月購入の約束がありましたが、もし効果がないと感じた場合は6か月以内であれば返金をしてくれます。
育毛剤の効果を感じるには一般的に3~6か月と言われていて、短期間では難しいです。それも理解した上で、自社の製品に自信があるからこその制度と思います。育毛剤デビューの人にはとても良いキャンペーンです。
ミューノアージュは以前はあったようですが今は終了しています。その代わり2週間のお試し制度を作ったのですね。でも、2週間より6か月使える方がやっぱりお得ですよね。
返金保障に関してはマイナチュレの圧勝です。
ミューノアージュとマイナチュレ、それぞれのメリット・デメリット

ミューノアージュ | マイナチュレ | |
メリット |
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デメリット |
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ミューノアージュは発毛効果のあるオクタペプチド-2が配合されていて成分は良いですが、価格が高いです。返金保証もないので、手を出しにくいデメリットがあります。
また、2つの液剤を塗らなければならず手間がかかります。どちらもサラサラで使用感は良いですが、1剤目は特に減りが早いようです。コストパフォーマンスも優れているとは言えません。
マイナチュレは、植物性の安全性の高い成分が多く入っています。価格はミューノアージュより少し安い位ですが返金制度が充実しています。
また、パッケージにもこだわり使う人の目線を大事に商品を作っています。ただし、成分に発毛効果のあるものは入っていません。
そして両方のデメリットで共通しているのは、両者とも頭皮状態の悪化による薄毛にしか効果はありません。
薬の副作用や円形脱毛症の場合、内科的な問題なので育毛剤では対処ができません。また女性ホルモン減少による薄毛(FAGA)に効果があるとされているのはフィナステリドやミノキシジルです。
しかし、女性用の育毛剤に配合されているものは少なく安全性もわからないので、もし心当たりがある場合は専門医に相談してください。
ミューノアージュとマイナチュレ、それぞれのおすすめな人

ミューノアージュ | マイナチュレ |
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どちらも期待できる効果は頭皮の状態を改善するものでほぼ同じです。
ミューノアージュの方が、発毛効果のある成分が入っていて、医師の監修もあるので医療品に近いです。
マイナチュレは、身体に自然で優しいです。パッケージも使う人のことを考えて、育毛剤に見えないオシャレなものにして、ノズル部分も丸く頭皮のあたりがソフトです。
そして返金保証が6か月でとても手厚く初めて育毛剤を購入する人に安心を与えてくれます。
まとめ、どちらが良いか

育毛剤をこれまでたくさん使ってきて効果を感じてこなかった人は、ミューノアージュを試してみるのがいいでしょう。髪の毛に精通した医師監修ですし、発毛効果のある成分も入っており期待できます。
育毛剤初心者であれば、まずマイナチュレからはじめてみるのも良いでしょう。植物性で肌に負担が少ないですし、返金保証が手厚くじっくり使うことができます。
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