海やプール、旅行などのレジャーが楽しい季節がまもなく到来しますが、絶対日に焼けないようにするための、日焼け止めの「選び方」と「塗り方」のコツをご存じですか。
レジャーに出かける前に知っておきたい日焼け止めの「選び方」と「塗り方」、そしてレジャーにおすすめの高SPF値の日焼け止めを紹介します!
目次
日焼けによる悪影響

「日焼け止めを塗りましょう!」このフレーズは何度も耳にしたことがあると思います。
紫外線を浴びると、日に焼けて肌が黒くなることはご存じの通りです。しかしその他にも、紫外線による肌への影響は、書き出すときりがありません。
シミ、しわ、炎症、老化、ハリ・弾力の低下、バリア機能の低下、DNAの破壊などさまざまなトラブルを引き起こします。
紫外線は百害あって一利なし。UVケアをしないと、おばさん肌まっしぐらです。
また、紫外線は美容によくないだけでなく、皮膚ガンや日光角化症といった皮膚がザラザラと硬くなる症状などを引き起こす可能性もあります。
このような症状は高齢になってから発症することが多いといわれています。紫外線を長年浴び続けた結果、高齢になって病気という形で影響を及ぼすこともあるのです。
絶対焼かないための心構え

絶対日に焼けないようにするためには、日焼け止めの「選び方」と「塗り方」にコツがあります。
日焼け止めの選び方
重要なことは2点のみ!この2つをチェックして日焼け止めを選びましょう。
・ウォータープルーフを選ぶ(水にぬれたり、汗をかく日は必ず!)
・UVAとUVBの両方を防いでくれるものを選ぶ
ウォータープルーフを選ぶ
海やプールなど水にぬれる日や、スポーツなどでたくさん汗をかく日は必ずウォータープルーフと書かれた防水仕様の日焼け止めを選びましょう。
ちなみに、外国製の日焼け止めは「ウォーターレジスタント(water resistant)」という表記が多いです。
UBA UVBの両方を防いでくれるものを選ぶ
紫外線は3種類あるって知ってましたか? 波長の長さによってUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3つに分けられます。
しかし、UVCはオゾン層に吸収されるため、地上には届かないので問題ありません。
したがって、UVAとUVBから肌を守る必要があります。日焼け止めを選ぶときには、SPFとPAの表記に注目してください。
- SPF…UVBを防ぐ数値
- PA…UVAを防ぐ数値
たとえば「SPF50/PA+++」というように表記されます。SPFやPAが高いほど、紫外線から肌を守ってくれます。
レジャーの日はSPF30〜50+、PA++〜PA++++の日焼け止めを選ぶようにしましょう。
日焼け止めの塗り方のコツ
・2時間おきに塗り直す
・外出する15分前までに塗る
・たっぷり塗る
2時間おきに塗り直す
「2時間おきに塗り直すなんて大変!」と思う方が大半だと思います。仕事に家事に忙しい毎日を送っていると、2時間なんてあっという間。こまめに塗り直すのは面倒ですよね。
しかし服の摩擦や汗などで、時間とともに取れてしまいます。また紫外線で劣化し、本来の効果を発揮できなくなります。
そのため日焼け止めをこまめに塗り直すことはとても大切です。
外出する15分前までに塗る
日焼け止めが肌になじんで効果を発揮するまでに15分ほどかかります。そのため外出する15分前までに日焼け止めを塗りましょう。
たっぷり塗る
大半の方は日焼け止めを塗る量が少ないため、効果を十分発揮できていないそうです。日焼け止めの適正量は肌1㎠あたり2mgまたは2μℓ(マイクロリットル)。
これより少ない量では、いくらSPFが高くても期待通りの効果は得られません。しかし、私たちは平均的に1.3mg/㎠ほどしか肌に塗っていないそうです。
顔に使用する目安は、クリーム状の場合パール2粒分、液状の場合1円玉大2つ分です。
UVケアと美肌を叶える化粧下地
ラ ロッシュ ポゼ UVイデアXLプロテクショントーンアップ

30㎖ 3,400円(税抜)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ×
@cosmeでも大人気の化粧下地。高い紫外線防止効果はさることながら、メイクの仕上がりを格上げしてくれます。
光を乱反射することにより、くすみなどの肌悩みをカバーしツヤのある美肌に仕上げます。「ツヤ」や「オーラ」のある肌になりたい方に。
ランコム UVエクスペールトーンアップローズ

30㎖ 5,800円(税抜)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ×
64色から選ばれた理想のピンク色で、肌をトーンアップし愛され美肌を叶えます。年齢とともに「くすみ」や「顔色の悪さ」を感じている方にぴったり。
ファンデーションの下に血色感のあるピンク色を仕込むことで、素肌から美しい人を演出します。また自然なツヤとうるおいを与え、テクニックいらずでプロの仕上がりに。
エリクシール ホワイト デーケアレボリューションT+

35㎖ 3,348円(税込)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ×
「つや玉」が肌に輝き、生き生きとした印象に導きます。「透明感」とぷるんとした「ハリ」の両方を叶えます。
乳液の機能も備えているので、化粧水のあとはこれ1本でOK。美容マスクのようなスキンケア効果で、乾燥のよる小じわを目立たなくしてくれます。
水・汗に強いウォータープルーフの日焼け止め
資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク

60㎖ 3,240円 (税込)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ○
汗や水にふれると、UVブロック膜が強くなる「アクアブースター」という独自の技術で、水にぬれる場面でも安心です。
肌の密着度が高く、タオルなどのこすれにも負けません。高SPFの日焼け止めは、重さやべたつきが気になるものもありますが、皮膜感を感じさせない塗り心地で快適に使えます。
カネボウ化粧品 アリィー エクストラUVパーフェクト

60㎖ 2,268円(税込)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ○
フリクションプルーフという弾力をもつ塗膜でできているため、タオルや衣服でこすれても形状を維持しようとするから、落ちにくいのが特徴。
また汗や水に強いスーパーウォータープルーフで、レジャーにも安心して使えます。
ビオレ ビオレUV アスリズム スキンプロテクトエッセンス

70g 1,944円(税込)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ○
気温40℃、湿度70%の過酷な環境にも耐えることができる最高クラスのUV効果。
汗・水、擦れに強く落ちにくいので、スポーツやレジャーに最適です。美容雑誌VOCEでベストUV最強UV部門で1位を獲得しました。
1,000円以下で買えるプチプラの日焼け止め
ビオレ ビオレUV アクアリッチウォータリーエッセンス

50g 861円(税込)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ○
プチプラかつウォータープルーフの日焼け止めならコレ!
肌にはキメの隙間などの凹凸があるため、塗りムラができてしまいがちですが、ミクロレベルの隙間までしっかり入り込んで隙間を埋めるからムラなく塗ることができます。
ニベア ニベアサン ゼロフィーリングUVローション

100㎖ 850円(税抜)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ×
ゼロフィーリングという名前の通り、塗った感覚を感じさせない程、皮膜感がありません。
肌に塗ると水のようになじんで、べたつきや重さがありません。さらさらパウダー配合で、さらっとした肌に整えてくれるので、汗ばむ時期でも快適に使えます。
スキンアクア トーンアップUVエッセンス

80g 1,000円(税抜)
SPF50/PA+++
ウォータープルーフ ×
ラベンダーカラーで、塗るだけで透明感のある素肌を演出してくれます。
色やパールが入っていますが、立体的にツヤめく微細なストロボパールなので不自然にはなりません。さりげなく美肌に見せてくれるので、お出かけにはもちろん日常使いにも♪
肌に優しい敏感肌・乾燥肌用の日焼け止め
キュレル UVローション

60㎖ 1,500円(税抜)
SPF50+/PA+++
ウォータープルーフ ×
うるおい成分にユーカリエキス、アスナロエキスやセラミドを配合した、乾燥肌にぴったりの肌に優しい日焼け止めです。
植物由来の消炎剤を配合し、ほてりも防ぎます。敏感な赤ちゃんにも使えるので、家族全員で使えます。
アベンヌ ミネラルフルイドUV

40㎖ 3,300円(税抜)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ×
刺激をとことんカットした日焼け止め。日焼け防止成分に酸化亜鉛と酸化チタンというミネラルを使い、肌に負担をかけずに優しくUVカットします。
また、持続型安定ビタミンE、アベンヌ温泉水、ヒマワリ種子油が肌にうるおいを与えて乾燥を防ぎます。
アンドフリー 薬用美白UVクリーム

30g 1,400円(税抜)
SPF50+/PA++++
ウォータープルーフ ×
「優しさ」と「美白」ならコレ!「肌に負担がかかりやすい」といわれる紫外線吸収剤不使用で、敏感肌にも安心です。
また、パラベン、アルコール、鉱物油、香料、着色料フリーで肌に負担をかけません。うるおい成分にセラミドやスクワランを配合し、肌を保湿し美白肌へと導きます。
みんなの疑問
「ウォータープルーフは水にどれくらい耐えられるの?」「SPFやPAってどういう意味?」「塗り直しに便利なアイテムは?」など、日焼け止めに関するみんなの疑問とその回答をまとめました。
ウォータープルーフって、水にどれくらい耐えられるの?

日焼け止めの中には「ウォータープルーフ」と表記されているものがあります。
「ウォータープルーフ」とは耐水性があり、水に濡れたり汗をかいたりしても、日焼け止めが落ちにくいことを意味します。
そのためプールや海にいったり、スポーツをしたりするときには、ウォータープルーフ効果がある日焼け止めを選びましょう。
ところで、ウォータープルーフと一概にいっても、どれくらいの効果が期待できるのでしょうか。
日本メーカーの試験方法や表示法は、実は自社基準。そのため「ウォータープルーフ」に対して一定の基準はありません。
しかし大手メーカーなどは米国FDA(アメリカ食品医薬品局)のルールにしたがって試験をしていることが多いです。
試験は「80分(40分)間、水の中で活動していてもSPFが変わらないどうか」を調べます。
試験方法は日焼け止めを塗った後に、「20分水浴(水の中での適度な運動)→水から出て20分休憩」を2回(計40分)または4回(80分)繰り返し、SPFが保持しているか検査するというもの。
したがって、ウォータープルーフの日焼け止めは、水に濡れても40分はSPFは保つことができると思っていいでしょう。
また、80分(4回の繰り返し)SPFを保つことができた日焼け止めは「スーパーウォータープルーフ」などと表記されていることが多いです。
SPFやPAってどういう意味?

SPFとは紫外線B波(UVB)をどれだけ防ぐかを表しています。UVBは細胞を傷つけて赤みや炎症を起こし、肌を黒くしたり、シミやそばかすを引き起こしたりする原因になります。
SPFの数値は、何も塗らない場合と比べて、UVBをどれくらいの時間防ぐことができるかを表しており、数値が大きいほど効果が高いです。
紫外線を浴びて日焼けをするまでに、平均で20分ほどかかるといわれています。例えばSPF50ならその50倍日焼けを遅らせることができることを意味します。
そのためSPF50は20分×50倍=1000分(約16時間)、日焼けを遅らせることができるとされています。
PAとは紫外線A波( UVA)をどれだけ防ぐかを表しています。UVAは肌の奥の真皮まで届き、肌にダメージを与えます。
活性酸素を作り出し、肌の弾力を失わせる原因になります。雲や窓ガラスも突き抜けてしまうしまうので、曇りの日や屋内であっても油断はできません。
塗り直しに便利なアイテムは?

日焼け止めは汗や服のこすれで落ちるため、2時間おきに塗り直すことが大切です。
しかし、1日に何度も何度も塗り直すのは大変ですよね……。少しでも塗り直しがしやすいアイテムを選びましょう。
顔にはコレ!
エトヴォス ミネラルUVパウダー

5g 2,800円(税抜)
SPF50/PA++++
ウォータープルーフ ×
顔の塗り直しにはパウダータイプがおすすめです。メイクの上からクリームや乳液タイプの日焼け止めを塗ると、せっかくのメイクが崩れてしまう可能性があります。
UV効果のあるファンデーションを塗るという手もありますが、何度も塗り重ねていると厚塗りになったり、肌が乾燥する原因に…パウダータイプなら軽いつけ心地で、厚塗り感がありません。
エトヴォスのパウダーは保湿コーティングされているので、肌をしっとりと保ち、エアコンなどの乾燥から防いでくれます。
身体・顔・髪にはコレ!
資生堂 アネッサパーフェクトUVスプレー アクアブースター

60g 1,800円(税抜)
SPF50+・PA++++
ウォータープルーフ ○
スプレータイプなら手を汚すことなく塗れるので、とっても便利! 短時間で広範囲に塗ることができます。また、背中など手が届きにくい場所も簡単です。
アネッサのスプレーは、逆さにしても使え、顔・身体・髪に使用できます。髪も紫外線によってパサつくため、髪にもUVケアが必要です。全身に使うにはスプレータイプが便利。
まとめ

海やプール、子どもの運動会や部活の応援など、日に焼ける場面はたくさんあります。
紫外線を防がないと、シミ・しわの原因になり肌の老化がどんどん進んでしまいます…
また日焼け止めを塗っているつもりでも、効果のある日焼け止めの「選び方」や「塗り方」をしていないと、意味がありません。
レジャーなど外に長時間いるときにはSPFやPAが高い日焼け止めを使い、こまめに塗り直しましょう。日傘をさしたり、長袖のシャツを羽織って肌を日にさらさないことも大切です。
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