ロボアドバイザーおすすめ3選|実践してわかった初心者こそやるべき理由

老後資金2000万円問題が話題ですが、今のお給料だけでたまりそうですか?

30年間で2,000万円をためるには、毎月56,000円ずつ貯金すればOK!
その他に教育資金も貯めないといけないので、貯金だけでは足りないわ。かなり厳しい現実……

預金金利が0.001%の場合、銀行に1000万円預けても1年間に受け取る利息はたったの100円という超低金利時代、貯金だけでお金を増やすのは無理でしょう。

自分で資産運用をするのは大変ですが、AI(電子知能)ロボットに全てお任せする運用(ロボアドバイザー)が個人でも利用できるようになり注目を集めています。

ロボアドバイザーは忙しい女性向けの新しい資産運用のカタチです。

複利で増やす資産運用

貯金は手堅くお金を貯められる方法ですが、今は超低金利時代なのでほとんど増えません。そのうえ、政府が目標として掲げている2%のインフレ時代がきたら、物の値段が上がりお金の価値が下がるため、その価値が目減りしてしまいます。

だから銀行やタンスで眠っているお金たちにも働いてもらい、「投資」をして将来に備えるべきという考え方が一般的になってきました。

お金を投資で稼働させて配当金や分配金を再投資。
複利でお金を増やしていくのが長期資産運用の考え方です。

複利とは
元本についた利子を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算される方法。反対の用語で元本に対してのみ利息が計算される方法を単利と言います。

例えば、毎月5,6000円貯金をすると30年間で2016万円貯まりますが、毎月の積立額は変わらずに5%で運用した場合、2倍以上の4661万円になります。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/#

楽天銀行の「積み立て簡単シュミレーション」は、口座がなくても使えるので計算してみてください。

AIにまかせる資産運用

複利で運用すると大きく増えることがわかりましたが、5%の資産運用を素人が30年間続けるのは困難です。長期投資で大切なのは、運用成績に一喜一憂せずにコツコツと続けることですが、人間の場合は恐怖や欲などの感情が入ってしまいうまくいきません。

また、独学だと失敗するし、かなり時間もかかります。

そんなときに頼りのなるのが、自動で資産運用をしてくれる「ロボアドバイザー」

数年前までは大金を動かす機関投資家や、一部のお金持ちしか使えなかった「AI(人工知能)」を使った資産運用が、個人でも1万円から運用できるようになりました。

ロボアドバイザー提供会社のひとつ「THEO(テオ)」の利用者調査では、20代~30代の割合が全体の半数を占め、その81%が投資未経験者という結果がでています。

私は15年以上株式投資の勉強をしてきましたが、たくさん失敗してきたので今から始める人がうらやましい。すべてお任せできるなんてすごい時代になりましたね。

私が自分で投資してきた経験と比較して、ロボアドバイザーのメリット・デメリットをあげてみました。

メリット

メリット
  • 心理的な負担が少ない
  • 投資知識がなくてもできる
  • 時間がなくても全行程おまかせ
  • 個人にあったポートフォリオを作成
  • 国際分散投資ができる

デメリット

デメリット
  • 元本割れのリスクがある
  • NISAやiDeCoに対応していない
  • 手数料が1%かかる
  • サービス内容がわかりにくい
ロボアドバイザーはどんなサービスなのか、詳しくみていきましょう。

ロボアドバイザーとは

https://www.wealthnavi.com/about

ロボアドバイザーとは、注文から金融商品選び、リバランス(資産バランスの調整)、税金の最適化まで全行程を人間に変わってAI(人工知能)がすべて自動で資産運用をおこなうサービスです。

ロボアドの名を有名にした「WealthNavi(ウェルスナビ)」は当初、少額だと十分なパフォーマンスが出せないからと最低投資資金を100万円に設定していましたが、THEOなどの新規会社が参入したことで、今では10万円(ネオモバ経由は1万円)まで引き下げられ、利用しやすくなりました。

手数料は預かり資産の1%というところが多く、やっと個人でも手が届くようになりました。100万円預けた場合の手数料は1年間で約1万円なので毎月900円くらい。積み立てて金額とともに手数料も増えていきます。

ただし、元本保証ではありません。相場が下落している時にはマイナスになることも多々あるので、手数料を払って資産がマイナスになるのは絶対にイヤという人には向きません。

また、株式投資と比べると手数料が高く増減が実感しにくいため、投資経験があり自分でできる人やすぐに結果を出したい人には向きません。

ロボアドバイザーは、投資知識がなくて商品を選びが難しい、忙しくて銘柄選びの時間がないという方に支持されている運用方法です。

運用をおまかせするという点では「投資信託」と同じですが、手間やコストを比較すると、ロボアドバイザーのほうが優れているところが多く、申し込みの手続きも簡単なので投資未経験の若者層からも注目されています。

ロボアドバイザーに興味があるので調べてみました。

投資信託との違い

自分に合った商品選び

ロボアドバイザーと投資信託の大きな違いは、金融商品を自分で選ぶかどうか

投資信託はたくさんの金融商品の中から自分で選びますが、ロボアドバイザーはその人のリスク許容度にあった商品を幅広い銘柄から自動で選び、ポートフォリオを組んでくれます。ロボアドバイザーの投資対象は、サービス提供会社によっても異なりますが、国内・海外の投資信託を対象にしているところが多いです。

手数料がわかりやすい

投資信託の手数料が、販売手数料、信託報酬、監査報酬、信託財産留保額……、など複数のコストを負担するため手数料がわかりにくいのに対し、ロボアドバイザーの手数料は預け資産の1%と明確です。

非課税優遇制度が使えない

投資信託はNISAやiDeCoの口座で買えば税制優遇されますが、ロボアドバイザーは非対応なのが非常に残念。投資の税率は約20%もかかるので、自分で商品選びができる人はNISAやiDeCoのほうが有利でしょう。

ロボアドバイザーは、投資初心者で知識の少ない人や、忙しくて投資に時間が割けない人向けのサービスですね。

運用内容はどうやって決める?

無料診断の結果、70%の確率で200万円が570万円になるとでました!(40代女性/投資歴15年以上)
https://www.sbineomobile.co.jp/prd/wealthnavi/

オトカワ編集部みんなでウェルスナビの無料診断をしたところ、リスク許容度4の人がほとんどでした。投資経験なしの人ばかりなのにこの結果は面白いですね。

気になる運用実績は?

一番気になるのはロボアドバイザーの実績です。手数料がいくらかかろうが、それを上回るパフォーマンスが期待できるのであれば、やる価値は十分にあります。

ロボアドバイザーサービスで人気NO.1のウエルスナビは、実績をきちんと公開しており、誰でも見ることが可能です。

https://www.wealthnavi.com/performance

サービスが開始された2016年から2019年までの実績は、ドル建てで13.2%~24.9%、円建てで7.6%~18.6%という結果が発表されています。3年でこの成績ならまずまずではないでしょうか。リターン幅の違いはリスク許容度によって異なります。

リスク許容度は投資家がとれるリスクの大きさです。リスクをとった分、リターンも大きくなっていますね。一時的にマイナスになることもありますが、相場が下がっている時こそ仕込み時。短期間で利益を出したい人には向きません。

ハイリスクハイリターンの場合(公式サイト参照)

WealthNavi 20.4%
THEO 19%
楽ラップ 12.83%

一見、楽ラップのリターンは低く感じますが、ウェルスナビとTHEOが海外投資なのに対し、楽ラップは国内投資なので平均運用実績はTHEOよりも上回ります。

ロボアドバイザーとは
自分でなにもしない全部おまかせの資産運用サービスです。
  • 投資知識がない、忙しい人向け
  • 1万円~毎月自動積み立て
  • 自分向けのポートフォリオが作ってもらえる
  • 手数料は預入資産の1%
  • 元本割れリスクがある
  • 非課税優遇に対応していない
  • すぐに結果を出したい人には向かない

ロボアドバイザーの評判

実際にロボアドバイザーを使っている人の口コミを集めてみました。

ロボアドバイザーのよい口コミ

良い口コミ
1万円からできるのでTHEOを選びました。始めたばかりですが運用実績には満足しています。(投資歴1年未満)
今まで投資で迷って大変でしたが、何も考えずにすみラクになりました。(投資歴2年)
相場変動に一喜一憂せずに、ゆったりと運用できるのがいいです。(投資歴4年)
投資知識がないので手数料が1%ですべて自動で運用してもらえるのは助かります。(投資歴1年未満)

ロボアドバイザーの悪い口コミ

悪い口コミ
手数料が預入資産の年率1%は高いと思う。(投資歴18年)
NISAに対応してほしい(投資歴5年)
長期投資が前提なのですぐに結果が出ないので私には不向きでした(投資歴8年)

ロボアドバイザーは、投資初心者には知識がなくてもほったらかしでできるため評判がよく、投資経験が5年以上の長い人は自分で運用できるため、非課税優遇制度に対応していない、手数料が高い、すぐに結果が出ないなど具体的な気になる口コミがあがりました。

ロボアドバイザーの始め方

ロボアドバイザーを始める場合、最初に気をつけたいことがあります。

ロボアドバイザーのサービス提供会社を選び口座を開設しますが、提供会社で直接口座開設をするほかに、ネオモバイル証券やSBI証券、新生銀行、docomoのdポイントやJAL、ANAのマイレージサービスとも提携しています。

提供会社本家だと長期手数料割引があったり、JALやANAの提携から申し込むとマイレージサービスがついたり……、と特典が異なります。

サービスは1人1口座。はじめにどこから申し込むと自分にメリットがあるかをきちんと調べてから入りましょう。別の提携サービスから申し込む場合は一度退会して入りなおす必要があります。退会した年に同じサービスに入りなおすことはできず、翌年からの口座開設となるためとても面倒です。

始めるまでの手順
  1. サービス提供会社を選ぶ
  2. いくつかの質問に答える
  3. ポートフォリオ(運用モデル)決定
  4. 口座開設
  5. 入金
  6. 運用開始

ここ数年でロボアドバイザーサービスが増えてきましたが、その中でも圧倒的に人気なのが「WealthNavi(ウエルスナビ)」と「THEO(テオ)」。そして、楽天ユーザーには「楽ラップ」でしょうか。

ウエルスナビとTHEOの両方で預けることもできますが、THEOとTHEO+docomoや、WealthNaviとWealthNavi for ネオモバなど、サービス提供会社は各社1人1口座なので、どこ経由で口座を作るのが自分に合っているのかを事前に比べてみてください。

WealthNavi(ウエルスナビ)

https://www.wealthnavi.com/
ウエルスナビ
使いやすさ ★★★★★
運用方法 インデックス投資
取扱銘柄 7種類
最低投資金額 10万円~
ネオモバは1万円~
リバランス 最長6か月
資産が5%以上動いた時
入出金時
手数料 預かり資産の1%
3000万円超は0.5%
特長 すべておまかせ資産運用
リバランス機能付き自動積立
自動税金最適化
資産運用アルゴリズム公開
ポイント JAL、ANAマイレージ
TOKYUポイント
利用者層 20~50歳代

オトカワ徹底解説公式ページ

2万円以上の税金負担がある場合、自動最適化機能が発動。

WealthNaviから申し込みの場合は手数料長期割引あり。

そのほか、WealthNavi for JALのように提携各社から申し込むとポイントやマイルがつく特典も。 ANA、TOKYUポイント、ソニー銀行、イオン銀行、横浜銀行、じぶん銀行、住信SBIネット銀行、ネオモバイル証券、SBI証券などから申込できます。

THEO(テオ)

https://theo.blue/
THEO(テオ)
使いやすさ ★★★★☆
運用会社 お金のデザイン
運用方法 スマートベータ戦略
取扱銘柄 30種類以上
運用パターン 200通り以上
手数料 預かり資産の1%
3000万円超は0.5%
売買手数料 無料
最低投資額 1万円~
特長 分散投資
TEHO積立
毎月リバランス
自動税金最適化サービス
リバランス 毎月
入出金時
ポイント Dポイント、JALマイレージ
利用者層 20~30歳代

THEOの詳細公式ページ

THEO+docomoの他、JAL、ANA、SBI証券、新生銀行、各地銀も多く提携しています。今後も増えそうですね。

楽ラップ

https://wrap.rakuten-sec.co.jp/
楽ラップ
使いやすさ ★★★☆☆
運用会社 楽天証券
(マーサー・インベストメンツ)
運用方法 9つの運用コース
取扱銘柄 インデックスファンド
国内の投資信託
手数料 預かり資産0.99%
最低投資額 10万円~
特長 下落ショック軽減機能(TVT)
短期的な市場変動による見直しはなし
リバランス 年1回
資産配分3か月に1回
ポイント 楽天スーパーポイント
利用者 40~60歳代

公式ページ

証券会社のラップとは、ラップ(包む)という意味があり、証券会社に資産の管理から運用を全部任せる口座のことです。投資信託で運用するので、ファンドラップとも呼ばれます。コストがかかるのでまとまった資金を預けられる一部の富裕層向けサービスでした。

楽ラップは、楽天証券が提供するロボアドバイザーサービス。AIが運用するのでファンドラップよりも低コストになり、ネット証券の強み「手数料の安さ」と「小額運用」で、一番最初にロボアドを取り入れています。

ロボアドバイザー用語集

ひらめきネコ
ロボアドバイザーには難しい言葉がたくさん出てくるので、用語集としてまとめました。

ロボアドバイザーとは

AI機能を搭載し、資産運用の手間をすべて自動化で行う。

リバランスとは

分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。
相場は変動するため、定期的にその資産配分の比率を修正します。

自動税金最適化サービスとは

現実利益(損益)が発生している場合に、評価損(評価益)を実現する取引を行い相殺できるサービス。
ウエルスナビはDetax(2万円以上で発動)
THEOはTHEO Tax Optimaizer(2千円以上で発動)

ドル・コスト平均法とは

https://theo.blue/lp/

定期的に同じ金額を継続して投資する手法。一度に買うのではなく、資金を分けて一定金額を複数回に分けて購入する音で、値動きのリスクを分散することができ、積み立てている期間中の全体購入単価を平準化できます。

ロボアドバイザーまとめ

AIが全自動で行うロボアドバイザーの資産運用は、今後新たなサービスも増えていくことでしょう。株式投資だと始めるタイミングが難しいですが、ロボアドバイザーは長期運用が前提の積み立て型なので悩まず始めることができ、早く始めるほど有利となっています。

高パフォーマンスが期待できるロボアドバイザーですが、デメリットも多いのできちんと理解したうえで始めましょう。

ロボアドバイザーのメリット

  • すべておまかせで悩まない
  • 投資知識不要
  • 高い運用実績とパフォーマンス
  • 自動的に複利で運用

ロボアドバイザーのデメリット

  • 「元本割れ」のリスクがある
  • NISA・iDeCoに非対応
  • 手数料がかかる

ロボアドバイザー運用に向いている人

  • 知識がないが投資を始めたい
  • 忙しくて投資に時間が取れない
  • 貯金をしたいができない
  • 自己流の投資成績がマイナス続き
  • 眠っているお金を長期で運用したい

ロボアドバイザー運用に向かない人

  • 元本割れは絶対にイヤ
  • すぐに結果を出したい
  • 自分で投資銘柄を選べる
  • 相場の動きに一喜一憂する

どのロボアドバイザーがよいのか

ロボアドバイザー提供会社が発表している利用者は、年齢層がキレイに分かれています。

  • WealthNavi 20~50歳代の働く世代中心
  • THEO 20~30代の若年層
  • 楽ラップ 40~60歳代

日本のロボアドバイザーの第一人者ともいえる「ウェルスナビ」は働く世代の利用者が多く、新鋭「THEO」は使い勝手の良さから若い人からの支持を得ています。また、お金を預けるという意味では信用も大事。大手楽天グループの「楽ラップ」は年配層から人気があります。

ロボアドバイザーを使った感想

実際に私もウェルスナビとテオの口座を開設しましたが、自分で投資をしているとすぐに結果が実感できず、1%の手数料は高く感じました。

ネット証券で株取引をするときの手数料は、100万円で売買往復で1050円(SBI証券の場合)。ロボアドバイザーは1%なので10,800円です。もちろん銘柄選びやリバランスなどすべてを行ってもらえるので、未経験者や忙しい人には安いのでしょうが、自分でできるなら、手数料分マイナスからのスタートになってしまいます。

また、NISAやiDeCoなどの非課税優遇制度もないので、5年以上の投資経験があり、総合成績がプラスの人は自分で運用したほうがよさそうです。

あと、少額投資だとロボアドバイザーのパフォーマンスを発揮できない気がしました。

ロボアドバイザーまとめ
  • 投資初心者・忙しくて自分で調べたりできない人向け
  • 毎月積み立て型の全自動資産運用
  • 手数料1%前後
  • 最低投資額はウェルスナビと楽ラップは10万円から。THEO、ネオモバ経由のウェルスナビは1万円から。
  • NISAやiDeCoは非対応
  • 元本割れリスクあり

ロボアドバイザーによるグローバルな国際分散投資は、世界経済の成長を取り入れ、円預金のままでは得られない大きなリターンが期待できます。

世界経済の失速による影響で一時的にマイナスになることもありますが、自動でリバランスを行ってくれるので、長期で見守ることが大切ですね。

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